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[2009-09-19-1] 購入。職場の上司が勧めてくれた本。鬱や自殺について考
えるには良い本。ユーモアもある。ただ、前半のテンポは私には悪く感じ
た。普段長編ばかり読むので、このオムニバス風の話に慣れていないのも
あると思うが。4人のメガホンは読者に向けられていたんだと、最後の方
になって気づいた。作者はとにかく死ぬな死ぬなと、読者にメッセージを
出しつづけている。「未来が定まっていない以上、すべての絶望は勘違い
である」これは確かに名言。