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Boxenと比べなくても、導入が簡単なので何かとオススメです。

要点

  • Brewfileを使えば、インストールするパッケージを管理できる
  • BrewfileはHomebrewで最初から使える
  • brew-caskもインストールすれば、Chromeとかもインストールできる

Boxenの問題点

[2013-11-23-1] に導入したBoxenは以下の問題がありました。

○インストールした一部のツールが壊れていることがある。再インストー
ルで直ることもあるし、直らないこともある(詳細は[2013-11-23-1] の追記
参照)。

% wget
zsh: illegal hardware instruction wget

○PuppetfileでRubyレシピ等のバージョンが固定されているため、最新の
バージョンを気軽に試しづらい。というか、レシピのバージョンを上げて
も問題がないか試したり考えたりするのが面倒くさい。

○パッケージをインストールしたり構成を変えるときに、エネルギーがい
る。なんだか腰が重い。

というわけでBoxenはズビっと削除しました。

$ git clone [email protected] :masutaka/my-boxen.git
$ cd my-boxen
$ ./script/nuke –all –force

導入方法

Homebrewではbrew bundleコマンドが最初から使えます。このコマンドは
カレントディレクトリのBrewfileに書かれたコマンドを実行します。
brew bundle path/to/Brewfileのようにファイルを指定することも出来ます。

Brewfileは例えばこんな感じ

update
install ack

こちらと同じ意味になります。

$ brew update
$ brew install ack

また、brew-caskというコマンドをインストールすることで、Chromeや
Skypeなどのアプリも入れられます。

brew-caskはデフォルトのFormulaには含まれていないので、brew tapでリ
ポジトリを追加する必要があります。/usr/local/Library/Taps以下にクロー
ンされ、/usr/local/Library/Formula以下にシンボリックリンクが張られ
ます。

以上を考慮したBrewfileがこちらになります。

tap phinze/homebrew-cask
install brew-cask
cask install google-chrome

各.appは/opt/homebrew-cask/Caskroom以下にインストールされ、
~/Applicationsにシンボリックリンクが張られます。私は今まで
/Applicationsにインストールしていたので、重複した.appを削除しました。

最終的に私のBrewfileはこのようになりました。まだ手動管理アプリがた
くさんあるので[2011-04-21-1] 、移行していく予定です。

蛇足ですが、Brewfileで使えるコメントは行頭の#だけみたいです。
=> /usr/local/Library/Contributions/cmd/brew-bundle.rb

Thanks!
BoxenやめてBrewfile+homebrew-caskにした - 飲んだり寝たり
BrewfileでHomebrewパッケージを管理する|SOTA
「BrewfileでHomebrewパッケージを管理する」をやってみた - sonots:blog

追記(2014-03-19):
Brewfileをシェルスクリプトにしました。[2014-03-19-2]