人事の超プロが明かす評価基準―――「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか (三笠書房 電子書籍) amazon.co.jp

柴田さんの記事 を読んで、これだ!と思って衝動的に買った。

本の中では「評価される人」=「影響力のある人」が一番響いたかな。

反面、この本の核心である後半に進むに連れて、ピンと来ない箇所が増えていった。総合職向けだからかな。

特に「スペシャリストとしての道を歩むなら、そのスキルが陳腐化するものではないか、よく見極める必要がある」のくだり。スペシャリストとして重要なのはスキルそのものではなく、スキルを習得するためのスキルだと思うので、何かが違う気がした。

コンピテンシーをまあそうだよねと思えるのは、ここ数年で構築された今の会社の評価制度を作った方々のおかげだろうなあ。私はただのフリーライダー…(白目

それはさておき、この記事を書いていて、気がついたら妄想し自分の強みを考えていたので、以下にまとめておく。

私は今の会社で割と高い評価を頂いている。でも自分から見ると評価高すぎでは?と感じており、しっくり来ていない部分もあった。今はその霧が少しだけ晴れている。

単純な技術力だと社内にもっと優れた人はいる。個々の技術力だと敵わないことも多い。

自分の強みは多分こんなところか。

  1. ブログや GitHub でアウトプットし続けている。細くてもやり続けることが大事だと最近特に思う。たまに他のエンジニアに良い影響を与えたなと感じることもある。

  2. バックエンドとインフラを横断して引き受けることが出来、組み込みエンジニア時代に経験した低レイヤーも多少分かる。

  3. 部分最適化よりも全体最適化を好む。開発環境だったり、GCP のプロジェクト課金まわりなど。

  4. 誰も拾わないボールを拾う。逆に言うと、拾われそうなボールは拾わない傾向にある。

2 については今までの経験に感謝している。

最初の会社ではプリンタのデバイスドライバの実装や自動評価システムの構築、100 台規模の Solaris ネットワーク管理など、いろいろ経験させてもらった。~~ブリッジエンジニアは経験しなくてよかった。~~次の会社と今の会社でも Web のインフラやバックエンドまわり、それにチームビルディングなどを経験することが出来ている。

一点集中型のスキルだと弾数が少ないし、非常に高いレベルが必要だったりするが、複数のことをそこそこのレベルでできる人は少ないようだし、割と需要があったり重宝される気がする。

複数のスキルを持つ私が糊のような役目を果たし、周りに良い影響を与えているのかもしれない。

良い影響を与えることで、他のエンジニアのやる気が上がり、続いてスキルが上がり、結果的に自分が動かずに全体が良い方向に進むのかも(妄想100%)。

とは言ったものの、そこそこのレベルでは通用しないことも多いので、仕事では常にやり抜くことを重要視しているし、プライベートではできるだけ素振りを続けてはいる。でも全然足りている気がしないし、全く素振りをしない期間もあったりするしで危機感…。

(まとまりなくこの記事は終わっていく)