かれこれ20年近く使ってきたATOKとお別れすることになりました。残念です。
理由は単純で、実用に耐えないレベルでストレスを感じるようになったか
らです。
-1. 時々固まったり、遅くなることがある。
-2. 変換するためにスペースを押すと、変換された漢字部分が消えることがある。
-3. 以前のATOKと比べて、頭悪くなった気がする。
1はOSXが悪さをしているのかもしれません。というのも、OSXではキーが押
しっぱなしになったり、遅くなったりする現象が私や周りの人も発生して
いるからです。
2はEmacs上だけかもしれません。
3は好意的に解釈すると、私の変換方法と最近のATOKのアルゴリズムが合わないのかも。
今はGoogle日本語入力を使ってます。以前試した時は微妙だったのに、
今は全く問題ないですね。普通にサクサク使えてます。こんなん無料で配
られたらJustSystems厳しいよなあ。。
最後にATOKとの出会いから別れをまとめます。
そういえばベータテストに協力したこともあったなあ.. [2010-02-06-1]
登録日 | 製品名 |
1996/04/03 | 一太郎V.6.3 /R.1 Win FMV プリ版 CD-ROM |
1997/03/19 | 一太郎8 Win95/NT CD-ROM |
2001/11/25 | ATOK14 for Windows ESDベクター版 |
2004/02/15 | ATOK17 for Windows JMS DL版 |
2005/02/11 | ATOK 2005 for Windows JMS DL版 |
2006/02/20 | ATOK 2006 for Windows JMS DL版 |
2008/02/11 | ATOK 2008 for Windows JMS DL版 |
2010/02/06 | ATOK 2010 for Windows JMS DL版 |
2010/12/30 | ATOK 2010 for Mac JMS DL版 |
2012/05/24 | ATOK Passport |
MS、「Office 2010」を2010年上半期より提供 - スラッシュドット・ジャパン
またスタイリッシュな様変わりを見せてくれるのだろうか。MS のアプリは
バージョン間の互換性が著しく損なわれているので、そろそろ別なアプリ
を使うことも検討したほうがよいかなあ。配布するときは pdf 化すれば良
いし。
他にパッと思いつくのは、OpenOffice.org かな。オープンソースの統合オ
フィスソフト。MS-Office と高い相互運用性(?)があるらしい。Windows,
Linux, MacOSX 等で動作する。
ちなみに OpenOffice.org は会津若松市で導入実績があるとのこと。導入
を検討する場合、参考になると思う。
→ 会津若松市がOpenOffice.org導入の経費や職員からの声を公開 - スラッシュドット・ジャパン
日本が誇る JustSystem の Just Suite も忘れてはならない。
「一太郎(ワープロ)」「ATOK(IME)」「三四郎(表計算)」「Agree(プレゼ
ン)」「花子(グラフィック)」「Shuriken(メーラ)」「JUST PDF(PDF作成+
編集)」が揃ったお得なパック。でもこうやって、括弧で注釈を付けないと
何のアプリなのか分からないよなあ。
ATOK for Windows には長年お世話になっております。大学 2 年の時に
「一太郎 + Lotus1-2-3」モデルの PC(FMV-5100C3) を買ったときからの付
き合い。今探したら見つかった。懐かしい。。。
そういえば、ATOK は 2007 年に Linux 版も出ていたのだった。anthy は
ATOK に比べて誤変換が多すぎるから、今度試してみようかなあ。
[IME] <http://computers.yahoo.co.jp/dict/software/application/im/560.html>
Windowsシステム上で日本語や中国語など、
文字の多い言語で入力を行なうために必要な変換ソフト。
日本語用の WnnIMEとしては、Windows 95/98に標準で添付されている
Microsoft社のMS-IMEの他に、ジャストシステムのATOKやバックスのVJEなどが有名。
[FEP] <http://computers.yahoo.co.jp/dict/software/application/im/446.html>
古くは、大型コンピュータシステムにおいて、
メインプロセッサの負担を軽減するためにデータの前処理やデータ転送の制御などを行う
補助プロセッサのことをあらわしていた。
転じて、データの前処理や入力の補助を行う装置やソフトウェア一般を指すようになり、
MS-DOSシステム上では日本語を入力するために用いる、
かな漢字変換ソフトウェア(ジャストシステムの「ATOK」など)の総称として定着した。
現在では日本語入力ソフトウェアはIM(Input Method)と呼ばれることが多いが、
未だにこの意味でFEPという用語を用いる場合もある。