umountコマンドを実行したとき、誰かのカレントディレクトリがそのデバイス
上にあったり、ファイルをアクセスしている場合、次のようなメッセージが表
示され、アンマウントできない。
umount: /mnt/nas1/share: device is busy
'-f' オプションで強制的に umount できる時もあるが、できない時ややりたく
ない時は、fuserコマンドで誰が使っているのかを確認してから、適切に対処す
れば良い。ただし、Solaris9 では -vm オプションは使えない。
root# fuser -vm /mnt/nas1/share
USER PID ACCESS COMMAND
/mnt/nas1/share root 1344 f.... famd
/etc/nsswitch.conf に、使用するネームサービスを記述します。ネームサービ
スとしては、files,dns,nis,nisplus,ldapが利用できます。各ネームサービス
に対応したnsswitch.confの構成ファイル例が、
/etc/nsswitch.xxxx (xxxx=files,dns,nis,nisplus,ldap)にあります。
利用したいネームサービスに対応した構成ファイル例を/etc/nsswitch.confに
コピーして利用すれば良いでしょう。例えば、ホスト名の解決を、
/etc/inet/hosts,dnsの順に検索したい場合は、/etc/nsswitch.dnsを
/etc/nsswitch.confにコピーして利用します。
また、dnsを使用する場合は、/etc/resolv.confの設定も必要です。
/etc/resolv.conf
domain mydomain.com <-- ドメイン名です。
nameserver 0.0.0.0 <-- ネームサーバーが自マシンの場合。
nameserver 111.22.3.5 <-- ネームサーバーが他マシンの場合、そのIPアドレス。
(URL: http://sunsabc.its-abc.net/modules/xfsection/article.php?articleid=22)
(URL: http://www.ail.cs.gunma-u.ac.jp/~saito/dns.html)
(URL: http://ktarn.www.linux.or.jp/JF/JFdocs/DNS-HOWTO.html)
公開NTPサーバーからクライアントとして時刻を同期し、LAN内ではNTPサーバー
として動作します。
/etc/inet/ntp.confの作成
server 133.100.9.2 #clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
enable auth monitor
driftfile /var/ntp/ntp.drift
statsdir /var/ntp/ntpstats/
filegen peerstats file peerstats type day enable
filegen loopstats file loopstats type day enable
filegen clockstats file clockstats type day enable
serverに外部のNTPサーバーのIPアドレスを指定します。パブリックなNTPサー
バーは 133.100.9.2 clock.nc.fukuoka-u.ac.jp が有名ですが、できればもっ
と近いところを探したほうがいいでしょう。
日本標準時グループ のインターネット上での日本標準時提供実験開始サービスは
2002年3月末までの試行でしたが当面提供するそうです。http://www.jst.mfeed.ad.jp/
/etc/inet/ntp.confを作ったらxntpdを起動
# /etc/rc2.d/S74xntpd start
稼働確認
# /usr/sbin/ntpq -p
やはり、メールサーバに SunOSを使っているのが問題なのかな?
(URL: http://www.tt.rim.or.jp/~canada/comp/cgi/tech/sunflock/)
(URL: http://www-hlab.iis.u-tokyo.ac.jp/~n-ando/unix/solaris/package.html)
Solarisには、/dev, /devices といったデバイスに関するディレクトリーが用意されています。
/dev は今までの UNIX と同じような型式でデバイスファイルが存在します。
/devices はバスの情報や場所、接続されているデバイス、デバイスのID などが、
パスやファイルの名前で理解できるようになっています(そのお蔭で非常に長い)。
ブロックデバイス /dev/dsk/c0t3d0s0
キャラクターデバイス /dev/rdsk/c0t3d0s0
c0 コントローラターゲット。コントローラが増えると c1, c2 と増える。
t3 ターゲットで SCSI-ID と対応。 IDE(ATA) ディスクの場合、無し。
d0 RAID ディスク等で使用する.....
s0 スライス。パーティションと呼ばれていたもので a-h が 0-8 に対応。
昔のなごりなのかデフォルトで s2(c) はディスク全体として使用されている。
/dev は以前の UNIX との互換のためのリンクで存在している。実体は、以下の様に /devices に存在する。
/devices/iommu@f,e0000000/sbus@f,e0001000/espdma@f,400000/esp@f,800000/sd@3,0:a
(URL: http://home7.highway.ne.jp/dayan/tips/unix/solaris.html)