ギークハウス神戸 - いわゆるシェアハウスに住み始めてそろそろ半年になります。
シェアハウスではその名のとおり、いろんなものをシェアできたり、家賃や光熱費を節約できるのが良いです。
- 一人暮らしでは買うと余ってしまう食材(ニンニク、生姜、生ハム等)が買える。
- 個人的には、好きな時にペペロンチーノを作れるのは結構嬉しい。
- 一人暮らしではまず買わないものをシェア出来る。
- 例えばここには全自動エスプレッソマシーンがあるので、コーヒーが飲み放題。
- 家電をシェアできる。
- 今回私は供給者なので、メリットはまあ、ないけど。^^;
- 本(技術書や漫画)をシェアできる。
- 知識をシェアできる。毎日がミニミニ勉強会。
反面、他人と住むことになるので、やり方や考えに戸惑ったりイラっとすることもままあります。
逆に、今一緒に住んでいる人から見ると、私は細かいヤツと思われていると思います。まあ確かにそうで、平均以上に掃除とか片付けはやる方です。でも、一人暮らしの時は手を抜くことも多かったです。
洗い物を丸1日以上放置することはザラでしたし、ガスレンジは油でぐっちゃぐちゃ。掃除機は1週間に1回かけてましたが、トイレ掃除は月に1回、風呂掃除は年に1〜2回程度でした。
今は食べたらすぐに食器を洗って、ガスレンジは汚れる前に掃除。掃除機の頻度は同じ(本当は週2回にしたい)ですが、トイレ掃除は週1回やるように指示し、風呂掃除も月に1回くらいやってます。
なんで一人暮らしの時よりマメなのかというと、私はシェアハウスは自分の家ではないと思っているからです。
シェアハウスは自分の家ではない
シェアハウスは、「プライベートな空間」と「パブリックな空間」に分けられますよね。
「プライベートな空間」は自分の部屋です。完全なるプライペートスペースです。火事や異臭、騒音を発生させなければどうぞご勝手に..と思っています。本当は全部屋に鍵を付けたいくらい。
「パブリックな空間」はリビングやキッチン、トイレ、風呂、玄関などの共用スペースです。言うまでもありませんが、ここは自分の部屋ではありません。
私はこの「パブリックな空間」が、同じ家でありながら自分の家ではないと思っています。
「パブリックな空間」での私的なルール
この記事を書くためにあれこれ考えていたわけですが、私は自分で “「パブリックな空間」での私的なルール” を決めて、実行していたことに気づきました。例えばこんな感じです。
(1) 使った食器やペットボトルはすぐ洗う。
→ 放置したら邪魔だし、もっと放置したら他の人に洗わせることになるからです。
(2) 私物は置かない。もしくは置きっぱなしにしない。
→ 他人から見ると、放置された私の物は邪魔以外何者でもないからです。
(3) よその家でやるべきでないことはシェアハウスでもやらない。
→トイレのドアを開けっ放しにしないとか…。(こんなのは無意識に出来るように、子供時代に躾けられないのかなあ。謎。)
(4) 食事を作ってくれる人には最大限の敬意を払う。
→ な〜んて書きましたが、まあ料理以外のことをしなくて済むように協力するってだけです。食器を拭いて作業スペース確保したりだとか、テーブル拭いたり箸並べたりするだとか。ルールって言うよりも、子供時代にさんざん手伝わされたので、そうしないと気持ち悪いって方が強いかな。
パブリックな空間だと意識が変わる
以上のように「パブリックな空間」は自分の家ですらないと思っているので、自分の家だとサボりがちな掃除とか片付けも「面倒だけどやらないとなあ」と思いながらもやっています。大人にならないといけないわけですね。
最初のうちは、指示しないと動いてくれなかったり(※)、指示してもなかなかやらないことにイライラしてました。でも今は「人に求めてはいけない」なんて達観できるようになりました。もっともその辺に邪魔なものがいつまでも転がっていたりすると、やっぱりイライラはしますけどね。
(※) 指示する人になると分かると思いますが、指示するって、結構エネルギーや気を使うのですよね。なので、指示せず自分でやるものもあります。食材や消耗品の補充とか、共用タオルの洗濯、キッチンの掃除とか。
そういえば、玄関の靴はいつも誰かが整理してくれています。ここで言うのもなんですが、いつもありがとうございます。
終わりに
グチっぽい記事になることは分かっていましたが、自分の考えは知っておいて欲しいと思って敢えて書きました。これを機に「ギークハウス神戸」が進化していければ良いかなと思います。
コラム - プログラマと整理整頓
ここでコラムとは。。。
これは私の持論ですが、整理整頓はコーディングに近い作業だと思います。似たようなものをグルーピングしたりだとか、こまめに整理、一定期間使わなかったら迷わず捨てるだとか。
「整理整頓を極めれば、プログラミングも極められるはず!」なんて妄想を抱きながら今日も整理整頓をしています。