Cask から El-Get に移行したのが先月。
(ちなみに Homebrew の Cask は Emacs の Cask を参考にしたらしいです。)

el-get-update とかで頻繁にエラーになるので、調べ始めて文句を言って
いるところ(愚かな奴めw)。


結果、ようやく El-Get を理解できた気がする。

MELPA と同様、自前でレシピを持っているので、基本それを使えば良い。

El-Get は 2015/6/17 現在 1491 レシピ 持っている。

対する MELPA2538 レシピ 。これは El-Get にとって脅威ではなく、
むしろメリット。なぜなら、El-Get は自前で持っていないレシピは
MELPA のレシピを使うから(後述)。

El-Get のレシピがあるパッケージ

こう書けば良い。el-get-bundle を使わない方法は調べていない。

(el-get-bundle helm)

El-Get のレシピがなく、Git リポジトリがあるパッケージ

el-get-bundle を使う以上、なるべく Git とかの VCS を source にした
ほうが良い(バージョンをロックできるのは VCS を使った時だけだから)。

MELPA から GitHub のリポジトリが見つかったら、このように書けば良い。

(el-get-bundle mori-dev/scratch-log)

ブランチを指定したければ :branch で指定する。ブランチ名は文字列で
ある必要がある。

(el-get-bundle masutaka/egg :branch "freeze-time")

依存関係を付けたければ :depends で指定する。

(el-get-bundle flycheck/flycheck :depends (dash pkg-info let-alist cl-lib))

素の Git だったらこのように書く。

(el-get-bundle :type git :url "git://jblevins.org/git/markdown-mode.git")

El-Get のレシピがなく、Git リポジトリもないパッケージ

MELPA を見に行くようだ。接頭詞 elpa: を付けることで明示することも
可能。

(el-get-bundle elpa:eldoc-extension)

その他

私の init.el です。都度更新されます。ホーム からも辿れます。
https://gist.github.com/masutaka/8177244

elscreen のレシピに未だに apel の依存が付いていたので、PR 出しました。
https://github.com/dimitri/el-get/pull/2192