バージョンが古かったので最新にしようと思ったら、subversion リポジト
リが公開されていたことに気がついた。そこで、メンテナンスの手間を省
くために、site-lisp ディレクトリからシンボリックリンクを張ることにした。

  1. まず、以下のコマンドで適当なディレクトリに checkout した。
% svn checkout http://svn.coderepos.org/share/lang/elisp/minibuf-isearch
  1. /usr/local/share/emacs/site-lisp から、checkout した
    minibuf-isearch ディレクトリにシンボリックリンクを張った。

minibuf-isearch とは?

Emacs のデフォルトの動作では、C-x C-f でファイル名を入力する時など
に、M-p を打つと1つ前の履歴を取り出すことが出来る。

minibuf-isearch を使うと、M-p の代わりに C-r することで履歴をインク
リメンタルに検索することが出来る。bash や zsh のそれと同じ。

設定例

参考までに私の設定は以下のとおり。

(require 'minibuf-isearch)

;; メッセージがミニバッファの右端に表示される。
(setq minibuf-isearch-message-on-right t)

関連サイト

minibuf-isearch オフィシャルサイト
横着プログラミング 第3回: 履歴マニア

追記(2011-11-27):
Emacs23 では minibuf-isearch 相当の機能が入っているので、
この elisp は不要になりました。