Terraform を使わずに Route 53 の DNS レコードを管理する方法を調べてみた
この1年半はインフラエンジニアっぽい仕事から離れて、LookML 開発者として仕事をしています。自分としてはジョブチェンジで、モチベーションはめっちゃ高いです。うぉー!🔥 LookML 開発に出来るだけ専念できるように配慮して頂いたり、自分でもそう心がけていますが、それでも DNS レコードの登録依頼や、その他諸々の相談がちょいちょいあります。 DNS レコードは Route 53 で管理しています。言われるがままに登録していけば悩みはないのですが、何のために登録するのか?や、登録されているこのレコードは何だ?とか考え始めると地味に悩ましいものがあります。 今の仕事では Terraform は使っていないし、このためだけに Terraform を導入するのはオーバー過ぎます。 Terraform を導入したらアップデートし続けない選択肢はありませんが、変なエラーでハマって何時間も浪費することがあります。今の仕事の性質上、それは絶対に避けたいので、Terraform 以外で Route 53 の DNS レコードを管理する方法を調べてみました。 SAM で管理できるか? つまり CloudFormation 管理下に置くか?ということです。 Terraform ではツールのアップデートに追随する必要がありますが、SAM なら serverless-application-model のバージョンに追随すれば良いだけです。最新は 2016/10/31 なので、あまり考えなくて良さそうです。 結論としては、止めたほうが良いと思いました。良くも悪くも CloudFormation 管理下に置かれるので、Route 53 Console 上で気軽に変更するとコードと乖離してしまいます。そのため常に SAM で変更する必要があります。もっとカジュアルに管理したいのです。 ちなみにこんな template.yaml で DNS レコードを作れます。ただ更新がうまく出来なかった。それ以上は調べてない…。 AWSTemplateFormatVersion: '2010-09-09' Transform: AWS::Serverless-2016-10-31 Description: Managed by AWS SAM Resources: Hoge: Type: AWS::Route53::RecordSet Properties: HostedZoneId: xxxxxxxxxxxxxx Name: hoge.masutaka.net. Type: TXT TTL: 300 ResourceRecords: - '"abcdefgxyz"' AWS CLI で管理できるか? そもそもエネルギーを注ぐところではないので、新しいツールは増やしたくないところ。そういう意味では AWS CLI でどこまで出来るかは興味がありました。...