効率的な賃貸物件の探し方|nanapi [ナナピ]
└良い物件ではなく良い不動産屋を探した - $shibayu36->blog;
今まで足掛け 4 年ほどルームシェアしてましたが、ちょうど引っ越しのタイミングが合ったのでこちらを実践してみました。結果として大正解。賃貸は 7 軒目ですけど、一番当たりでした。
nanapi の記事に沿うような形で書いていきます。
STEP1:WEB で家賃の相場を知る
私は HOME’S とかでダラダラ探しました。探し始めるまでがハードルが高くて、だいぶ時間がかかってしまいました。
STEP2:自分の希望条件をまとめる
これは問題なし。なぜなら過去に書いた引っ越しの希望条件が、Dropbox に保存してあるから。← A 型奴ー
少々バージョンアップするだけで済みました。ちなみにこんなのです。改めて見ると、必須はほぼ叶えられてますね。(でもこのくらいの必須は普通だよな…。)
必須
- 家賃 X 万円まで
- 7 畳以上
- 居間・キッチン別
- 風呂・トイレ別
- 2 口ガスコンロ
- 室内洗濯機置き場
- 駅まで 5 分以内
- コンビニやスーパーが近い
- まわりが静か
- 布団が干せる
- 家賃は銀行振り込み
- インターネットが快適
- 収納が狭くない
あったらうれしい
- 2 階以上
- 保証人不要
- 宅配ボックス
- 雨戸
- 居間にガスコンセントまたは床暖房
- ガスファンヒーター(都市ガス、12or13A)
- ベランダ
- エアコン
- 浴室乾燥機
- 独立洗面台
- インターホン
- 風呂の追い炊き機能がある
- ゴミをいつでも(もしくは前日の夜に)出せる
- 大家が近くに住んでいない
- 服をある程度掛けられるクローゼット
注意すべき点
- 内見の日はメジャーを持っていく
- au の電波が入るか
- 壁や床の厚さ(隣の TV の音が聞こえない程度の厚さ)
- 風呂のシャワーの位置
STEP3:不動産屋を選ぶ
私の場合は HOME’S の不動産屋検索 で探して、20 社に連絡しました。
この「連絡」が少々厄介で、メールアドレスを公開しているところが 2社しかなく、残りは問い合わせフォームのみ。このフォームも使いづらいものが多く疲れました。どうやっても Validation に引っかかり、送信できないところが 1 つありました。
電話番号しか公開していない不動産屋はこの時点で対象外。
メールで送った内容はこんな感じです。「必須」や「あればうれしい」は少々抑えました。
○○ 様
増田と申します。
以下の条件で物件を探しています。
条件に合う物件がございましたら、メールの添付ファイルにてデータを送ってください。
もし御社から良い情報を頂けましたら、その後伺わせて頂きたいと考えております。
◆最寄り駅
会社がBBB駅にあるので、近くて通いやすい場所を探しています。
BBBから 2 駅くらいが希望です。例えばCCC線のDDD。
EEE線は駅から遠そうなので、考えていません。
1. DDD
2. FFF
3. GGG
4. HHH
◆必須
- 家賃 X 万円まで
- 7 畳以上
- 風呂・トイレ別
- 2 口ガスコンロ
- 室内洗濯機置き場
- 駅まで 5 分以内
- コンビニやスーパーが近い
- まわりが静か
◆あればうれしい
- 2 階以上
- 保証人不要
- 宅配ボックス
- 雨戸
- 居間にガスコンセント
- ベランダ
- エアコン
- 浴室乾燥機
- 独立洗面台
次の日にほぼ全てから返信がありましたが、電話番号は書かなかったので心の平穏を保つことが出来ました。もし書いてしまったら、[2012-07-03-1] のような事態になると思われます。
ここで「まずは一度来てください」しか書いてなかったり、必須に合わない物件や謎物件を勧めてくる不動産屋は対象外に。
1 社だけ @shiba_yu36 さんの記事にあった、『リストの一軒一軒に、なぜこれをおすすめしたのかというポイントが書いてある』担当の方がいらっしゃいました。
そこで、本当にきちんと会話のキャッチボールが出来る方か確かめるために(失礼だけど必要)、いくつか質問メールをして問題ないことを確認し、翌々日に店舗に行くことに決めました。この間 2 日。
他も 2〜3 社に返信していましたが、気乗りしなくなったので、なんとなくフェードアウト。
店舗に行く前日に、ほかの不動産屋から来た物件を全部見て、気になった物件をネット上の URL とともに送っておきました。
STEP4:良い物件を見つける
当日は内見をする可能性が高いので、メジャーとボールペンを持って行きました。
あとは冷蔵庫やチェストなど大きな家電や家具のサイズを測っておくと、内見のタイミングで判断の助けになるので、そうしました。
いざ、担当の方と話してみると、紹介された物件がすでに決まってしまったり、さらによい物件もなかったりして、なぜか私も持参した MacBook Air で物件を調べていました(別な不動産屋も行かないとダメかな?と思ったりもした)。
この時点ではすごく良い物件が 1 つ、良い物件が 2〜3、うーんという物件がいくつか。
最終的に 5 つの物件に絞り、担当の方と内見に行きました。今まで 6 つの賃貸に住んできたので物件は見ればそれなりに分かりますが、一般常識(洗濯機のサイズは規格で決まっているだとか)や、周辺環境の話(人気のある土地なので、物件のショボさのわりに家賃が高いとか)を聞けたのは良かったです。
STEP5:良い物件が見つかったら
最終的に「すごく良い物件」がやはりすごく良かったので、その場で決めました。
この物件が他の不動産屋が送ってきたものだったことに、担当の方から言われて気づきました。でも、今回は良い不動産屋を探すことを主眼においていたので、それで良いです。
申込金(後に仲介手数料になる)を払った後、価格交渉をお願いしました。礼金を下げたり、家賃発生日を出来るだけ後にできないか、鍵交換はなしに出来ないか等。
結果的に家賃発生日を半月ほど延ばすに留まりました。礼金は論外として、鍵交換は今も納得出来ない…。
鍵交換の現実はこのようです。
"「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では大家さんが負担するものとなっています。しかしあくまで「ガイドライン」なので、そこまでの強制力がなく、入居者負担となっているのが現状です。" / “鍵交換費用について考える | 暮ら…” http://t.co/u280ZTCkcZ
— マスタカ (@masutaka) October 14, 2015
ガイドラインはこちら。
ガイドライン全文P21 ●鍵の取替え(破損、鍵紛失のない場合) (考え方)入居者の入れ替わりによる物件管理上の問題であり、賃貸人の負担とすることが妥当と考えられる。 / “住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂…” http://t.co/vxAz8eNyXD
— マスタカ (@masutaka) October 14, 2015
他、消毒費用はオプションだったので、付けませんでした。
保証会社の審査にも通ったので、あとは契約→入金の流れかと思いきや、先に初期費用全額払って欲しいとのこと。この時点で契約書はなにもなし。保証会社からの電話での説明のみ。
ググってみると業界の慣習とのこと。とは言え、さすがに不安と不信感を覚えたので、クレームメールを出しました。お詫びメールを確認後、入金。
面倒な客でしょうけど、こちらとしても筋は通しておきたかった。
保証会社では、担当の方が丁寧かつ親切に説明してくれ、納得して契約の印鑑を押すことが出来ました。
1週間ちょっと住んでみて
静かだし、部屋はきれいでそこそこ広いし、マンション入り口にはオートロックや宅配ボックスがあるし、周りにコンビニやスーパーもあるし、駅まで徒歩 4 分だし、会社にも近いし、非常に満足しています。
感想
今回は条件に合う物件が少なかったのか、運要素が高かったと思います。私の条件が厳しいのかなあ?
次回もうまくいくか分かりませんが、勘で不動産屋に飛び込むのは怖くてもう出来ないので、次回もこうすると思います。