一ヶ月くらい前から、Debian squeeze で svn が使えなくなってしまいま
した。
- svn diff の実行は出来る。
- file リポジトリへのアクセスも出来る。
- http リポジトリへのアクセスは、内部外部問わず出来ない。
という状況で地味に困っていましたが、~/.subversion/servers に以下を
追加することで解決できました。
http-library = serf
今回お世話になったサイトです。
svn(subversion)が突然使えなくなった at 半歩先
犯人は Neon モジュールでした。WebDav へのアクセスモジュールを serf
に変えることで回避できました。
世の中にはスゴイ人もいるものですね。私なんか、strace コマンドのログ
から locale や gcov まわりのエラーなのかと思って調べていました…。
subversion はソースからインストールしたことがあるので、WebDav アク
セスに Neon が使われていたことは知っていましたが、気づくことができ
ませんでした。他に serf があることと、~/.subversion/servers で変更
が出来ることはもちろん知りませんでした。
% svn --version
(snip)
* ra_neon : Neon を利用して WebDAV (DeltaV) プロトコルでリポジトリにアクセスするモジュール。
- 'http' スキームを操作します
- 'https' スキームを操作します
(snip)
* ra_serf : serf を利用して WebDAV (DeltaV) プロトコルでリポジトリにアクセスするモジュール。
- 'http' スキームを操作します
- 'https' スキームを操作します
追記(2009-07-21):
Neon が直ったようなので、~/.subversion/servers から “http-library
= serf” を削除しました。