「はじめに」がこんな出だしでした。
本書は『はじめよう! 要件定義 』という書籍の続編に当たります。
順番間違えたー!と焦りましたが、
続編と言いつつも、本来は本書のほうが先に出ているべき・読まれているべきものであるというのが正しい位置付けです。
と書いてあった。安心ニッコリ。(^^)
なぜ読もうと思ったのかというと、しばらく前から同僚が社内に何度も布教していたので、えいやっと読んだという経緯。
途中までは「なぜこんな当たり前のことを、ここまで丁寧に説明しているのだろう?」とモヤモヤしていましたが、途中で「そうか、エンジニア以外の方はこれは当たり前のことではないのか!」と気づきました。先の同僚の言葉を思い出したのが正確ですが。
この本に書かれていることは、シニア以上のエンジニアは当たり前に出来ることだと思います。出来ないとヤバイ。
ですが、この「当たり前」のことが出来るエンジニア以外の方は、周りを見渡してみるとごく僅かです。逆に言うと、出来ている人はめちゃめちゃ優秀です。
じゃあ、エンジニアがその現場に入れば解決かというと、コンテキストを共有していないので、なかなかに困難です。
だからこそこの本が生まれたのだと思います。
これも先の同僚の言葉になりますが、「ここまで説明しないとエンジニア以外に伝わらないことを理解するためにもエンジニアも読んだほうが良い」かもしれません。
エンジニア以外の方にももちろん読んでほしいです。