squeeze になってしばらくして、行間が広くなったことと、↑↓←→が半
角幅になったことがとても気になっていたので、ちょっと調べてみました。

結論から言うと、VL ゴシックが原因でした。20090422 のリリースまでは
上の2つの問題は起きていませんでしたが、20090612 のリリースから変わっ
たようです。

調べたこと

Windows で動くフォントビューア Shampolyon を使って調べました。
Debian の下記フォントを C:\Windows\Fonts にコピーすれば、
Shampolyon で確認できます。

/usr/share/fonts/truetype/vlgothic/VL-Gothic-Regular.ttf
/usr/share/fonts/truetype/vlgothic/VL-PGothic-Regular.ttf

確かに半角幅しかありませんね。
vlgothic

20090422 にリリースされたフォントでは全角幅分あります。20090612 の
リリースから変わったようです。
vlgothic-20090422

対策したこと

ttf-vlgothic パッケージを 20090422 に戻せば良いのですが、squeeze に
は存在しません。lenny にはあります。

面倒なので /usr/share/fonts/truetype/vlgothic/*.ttf をリネームし、
20090422 の *.ttf をコピーするという暴挙を行いました。

しばらく暮らしてみましたが、広い行間に慣れてしまったようでw、どう
もしっくりきません。結局元に戻しました…。

ただ、↑↓←→が半角幅というのは困りますので、なんらかの手段で作者
に要望する予定です。

関連情報

VLゴシックフォントファミリ
[2009-07-12-1]

追記(2009-08-27):
20090710-1 のパッケージが 20090811-1 に更新されたら、この問題が解消
されました。よかったよかった。20090806 の以下の修正が該当するのでしょう。