AWS Summit Tokyo 2015 logo

去年 [2014-07-19-1] に引き続き、AWS Summit Tokyo に行って参りました。今年も 2 日目だけ。

今年は開発者向けの「デベロッパーカンファレンス(DevCon)」がメインセッションとは別にあったので、主にそっちを聴いてました。

全てのセッションの動画や資料はこちらをどうぞ。
AWS Summit Tokyo 2015 開催レポート|AWS

Day2 キーノート


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AWS のサービスや事例の紹介。モバイルや IoT 時代に向けて、脱 EC2 を意識した話が多かった気が。

昼休み

まい泉のランチ

炭水化物は十分だったけど量が少なかった。売店とかないのでこれで凌ぐしかない感じだった。

Amazon Machine Learning のセッション を聴きながら食べようかと思いましたが、人多杉で断念。実践 GitHub Flow の同時上映の会場が空いていたのでそこで。レシーバーを借り忘れたので、音声なしで。

開発生産性を上げるためのデプロイ戦略

吉羽 龍太郎(アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 プロフェッショナルサービス本部 部長)

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デプロイに何時間もかかって困っている方向けのセッションだったので、ちょっと選択を誤った。ただ、吉羽さんの話を聴くのは初めてだったので、それはそれで良かった。

会場内に1時間以内にデプロイ出来る人少なかった。

クロスファンクショナルチームを意識する。メンバーごとのスキルセットのマトリクス作るのは良いかも。HTML5 とか Rails とか fluentd とか。

デプロイツールのデプロイ問題の話もあった。

開発者のローカル環境からデプロイすると、最新の master ブランチでなかったりして、デプロイツールのバージョンが古いことがある。やはり、CI ツールからデプロイするのが現在のベストプラクティスっぽい。穴あけるのが面倒だなあ…。

なぜクックパッドは開発しやすいのか

成田 一生(クックパッド株式会社 インフラストラクチャー部 部長)

chanko がロールごとの機能の ON/OFF する Gem だったのね。クックパッドのスタッフだけに先行してリリースするとか。

AWS セキュアデザイン (IAM)

瀧澤 与一(アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 ソリューションアーキテクト)


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前半は AWS 責任共有モデルの話、後半は IAM の話だった。

資料にいろいろ書いてあったので、それを見ればよさそう。以下は書き散らかしたメモ。

  • AWS は定期的に監査を受けている
  • 金融機関向けセキュリティリファレンスあり
  • ホワイトペーパーを誰でもダウンロード可能
  • AWS マーケットプレイスにセキュリティツールあり。KMS 良いそう
  • IAM ベストプラクティスがある。守れていない項目があったので、あとで確認しよう
  • Active Directory 連携は使わないので聞き流した
  • EC2 には IAM ロールは是非使ってね
  • 新機能 IAM Policy Validator や Simulator ある
  • IAM 認証情報レポートあり
  • アクセスキーは 2 つまで設定可能

Amazon CloudFront から Edge Services へ ~CDN を再定義する AWS の新たな取り組み~

Prasad Kalyanaraman (VP, AWS Edge Services, CloudFront, Amazon Web Services, Inc.)


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Edge Services とは CloudFront と Route53(とあと一つあった気が..)のことを指すらしい。なかなか良いセッションだった。

ざっくり言うと、既存プロバイダーと比べて AWS がどれだけすごいかをオブラートに包みつつ、紳士的に話すという内容だった。

実は AWS で DDoS 対策はしているが、お客様に価値を提供するものではないので、今までアナウンスしてなかったとのこと。

GitHub で今年 3 月、史上最大の DDos 攻撃があったけど、あれはなぜ防御できなかったんだろう?

追記(2017-02-16):
クラスメソッドさんの記事
[レポート]Amazon CloudFront から Edge Services へ ~CDN を再定義する AWS の新たな取り組み~ #AWSSummit | Developers.IO

Amazonのソフトウェア開発 - Our Leadership Principles-

堀 剛(Development Manager, Amazon Web Services, Inc.)

※ TODO: 資料やビデオが公開されたらここに貼る

中の人による Amazon のソフトウェア開発の話。直接聴いたのは初めてだったので面白かった。取り入れられるものは取り入れたい。

  • 開発・運用・採用活動 全部やる。
  • 全員がリーダーとしての自覚を持って行動する
  • Press Release に対して FAQ を出して行って(PR/FAQ)、納得行くまでやる
  • プライオリティがつけやすいとのこと。お客様が中心
  • 他のセッションでもそうだったけど、常にお客様が中心
  • オーナーシップ超大事。長期的にお客様が喜んで頂けるかを考える
  • Dive Deep(熟考とか)
  • 使用例「あれ、もっとそれ Dive Deep しないとだめなんじゃないの?」
  • 安易に妥協しない
  • 自分の意見と違っていても、決定には全面的にコミットメントする

追記(2016-12-28):
関連サイトを見つけました。
求める人物像|Amazonでは、全員がリーダー

【ナイトイベント】JAWS-UG 勉強会 in AWS Summit Tokyo 2015

こちらは去年。
Amazon Elastic Otsumami 2014

こちらは今年。ポテチが増えましたね。
Amazon Elastic Otsumami 2015

運営全般で思ったこと

  • 空調はちょうど良かったと思います
  • 通訳レシーバーはありがたかったです
  • ノベリティは荷物にならない程度の量で良かったです
  • ネットは時々繋がらなくなり、PC の Wifi 設定の OFF/ON で直してました
  • 事前登録の確認方法が不明確で、機能していませんでした