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OpenID TechNight Vol.13 - ID連携入門

運良く会社枠で行くことが出来ました。業務的にど真ん中なのに
OAuth1&2 しか使ってなかったという。。。

1. ID連携概要 by @nov

初心者向けセッションでした。GREE の方。
弊社で言うと、新卒の営業が聞くとうれしい内容だったかも。

  • ENTITY と IDENTITY
    • ENTITY は実体
  • IDENTITY PROFFING
    • 本人確認
  • 用語解説
    • IDP: Identity Provider
      • Facebook, Twitter,…
    • RP: Relying Party
      • Disqus とか
  • 高度なセキュリティ対策
    • “セキュリティ専任スタッフを100人以下しか雇えないようなサービスにパスワード預けるなんてバカげてる”
      • Eric Sachs, Google
  • エンタープライズ分野では属性連携開始してからも、部署とかを更新し続けないといけないらしい

2. ID連携のあるとき~,ないとき~ #エンプラ編 by @paoneJP

エンタープライズで ID 連携するメリットのお話。オージス総研の方。
エンプラ系は大変だなあ。

  • SAML
    • エンタープライズ分野でよく使われている認証方式らしい
    • Office 365, Salesforce, cybozu.com,…
    • XML でやりとりされているらしい。つらい
  • M&A などのシステム統合でも ID 連携を使うと迅速に実現できるとのこと
    • 実際は間違いなく大変だろうけど
  • ID 連携にはフェデレーション(オンライン)とプロビジョニング(バッチ)が必要

3. コンシューマ領域におけるID連携のユースケースとライブラリ紹介(OAuth編) by @ritou

↑でした。mixi の方。

  • 海外と日本では利用プロバイダの比率が違う
  • ソーシャルログイン as a Service
    • Janrain を例に
  • ライブラリ
    • OmniAuth とか
      • 安全な実装になっていないケースも?
    • OAuth2 ライブラリ
      • 元気があればなんでもできる!

4. OpenID Connect 入門 〜コンシューマー領域におけるID連携のトレンド〜 by @kura_lab

Yahoo! Japan の方。個人的に一番収穫のあったセッションだった。
OpenID Connect の知見を得た。

  • OpenID Connect の特徴
    • OAuth2.0 をベースに拡張
    • 認証も認可も
    • さらに属性取得機能も
    • ID 連携のトレンド
  • OAuth2.0 と比較
    • ID トークンは JWT
    • UserInfo も定義されているのは大きな違い
      • 例: sub(ユーザー識別子)
  • ID 厨は eyJ という文字列を見つけるとテンションが上がる!?
    • 下記ツイート参照
    • “{” を Base64 エンコードすると eyJ になるから
  • JWT と書いて jot(ジョット)と発音するらしい
    • ID 厨としては知っておいて欲しい

懇親会は参加しなかった。営業の人と来ればよかった。

追記(2015-09-09):
資料が公開されていたので 追加しました。