Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 amazon.co.jp

一章一章は短いものの、全部で 34 章もあったので、読み終えるのに一ヶ月ほどもかけてしまった(付録は飛ばした)。

コードが出てきた記憶はなく、依存関係を表す図が多かった印象。

決して初心者向けの本ではなく、『オブジェクト指向設計実践ガイド』[2016-09-22-1] [2017-11-01-1] 程度を理解できる程度のスキルは必要だと思う。逆に言うと、『オブジェクト指向設計実践ガイド』の次に読む本としては良い。

そういう自分も、半分くらいはあまりピンと来ずに読んでいた記憶。

一方で一番自分にが価値があったのは「SOLID原則」のまとめのあたりかな。以下 5 つの原則の頭文字を取ったもの。

・単一責任の原則(SRP : Single Responsibility Principle)
・オープン・クローズドの原則(OCP : Open-Closed Principle)
・リスコフの置換原則(LSP : Liskov Substitution Principle)
・インターフェイス分離の原則(ISP : Interface Segregation Principle)
・依存関係逆転の原則(DIP : Dependency Inversion Principle)

業務に取り入れられる設計はあったので、良きタイミングで取り入れていきたい。

時間をおいてまた読み返そう。