Manjaro で CD をリッピングする

Asunder という GUI ツールを使えば、簡単にリッピング出来る。 $ sudo pacman -S asunder エンコーダがないので、Asunder 上で直接 AAC(.m4a) に変換出来ない。「設定」で促されるがままに fdkaac をインストールすれば OK 。 $ sudo pacman -S fdkaac デフォルトの CDDB サーバ gnudb.gnudb.org:8880 だと、『青天を衝けI』のサントラは引けなかった。有志の方が立てたサーバだと引けた。 サーバ: freedbtest.dyndns.org ポート: 80 ただ『青天を衝けII』は引けなかった。Linux からでもこの freedbtest サーバに登録は出来ると思うが、サイト に書かれているのは Windows アプリ CDex での登録方法のみ。 iTunes だとどちらのサントラも引けた。iTunes は Gracenote という CDDB サーバを使っているらしい?ちなみに CDDB は Gracenote の登録商標らしい。 freedbtest サーバに登録できたとしても、YouTube Music に登録するためには、各 .m4a ファイルにアートワークを登録しないと寂しいことになる。なんらかの方法で .m4a ファイルを編集する必要がある。 そういえば .mp3 ファイルの時は Emacs の mpg123.el 経由で id3put を使って編集した記憶。当時はアートワークなんてものはなかったけどね。懐かしい…。 いろいろ面倒くさいので、結局 Windows の iTunes でリッピングするのが一番楽なのであった…。...

2021-12-30 (Thu) · masutaka

Manjaro でハイバネート出来るようにしたメモ

4月から個人 PC を MacBook Air から Linux マシンに変えました。[2021-05-06-1] スライド P41 に書いたとおり、たまにスリープから復帰しなくてつらいです。仕方がないので「スリープしない設定にする。常にAC電源ON🤗」という運用でカバー()をしていました。😭 いつまでも続けるわけにもいかないので、今回重い腰を上げてハイバネート出来るようにしました。 Linux (Xfce4) のスリープ方式 私が使っているウィンドウマネージャーは Xfce4 です。電源管理の設定等で出てくるスリープ関連の用語と、自分なりの理解は以下のとおりです。情報源は Wikipedia です。😆 サスペンド メモリ以外の給電停止した状態。ACPI では S3 に相当する ハイバネート メモリの内容をストレージに移し電源断。ACPI では S4 に相当する ハイブリッドスリープ サスペンドとハイバネートの中間だと思われるが、試したらすぐハイバネートしただけだった… macOS (Big Sur) のスリープ方式 macOS ではサスペンドやハイバネートの使い分けは不要で、意識するのは「スリープ」のみです。以下のような「セーフスリープ 」という機構を備えているそうです。 スリープ状態になると、メモリの内容を保持したままストレージにも保存する スリープ中にバッテリーが切れていなければ、復帰時にメモリの内容を使う スリープ中にバッテリーが切れていたら、復帰時にストレージの内容を使う 奨励はされていませんが、pmset コマンドでスリープ方式を「セーフスリープ」から「スリープ」または「ディープスリープ」に変更は出来るようです。 「スリープ」は ACPI の S3 に相当し、「ディープスリープ」は S4 に相当するようなので、Xfce4 の「ハイブリッドスリープ」は「セーフスリープ」が本来の振る舞いなのかも。 ※ 状態としての「スリープ」と、その種類としての「スリープ」(と「セーフスリープ」「ディープスリープ」)があるので、文章がややこしいです。 Linux と macOS の振る舞いの違い macOS の素晴らしい点に、ユーザーにスリープをほぼ意識させない設計があると思います。 サスペンドやハイバネートのような用語が現れないこともさることながら、MacBook なら蓋を開けばログイン画面が表示されるだけです。多少復帰がもたつくことはあるのはご愛嬌。 Linux はサスペンドは同じとしても、ハイバネートは OS の起動から始まるので、「あれ?バッテリー切れてた?」と一瞬不安になります。Windows も同じという理解です。 どの OS もバックグラウンドの処理は同じだと思います。macOS はユーザーへの見せ方がきれいですね。...

2021-08-25 (Wed) · masutaka