去年後半から、アジャイルコーチの指導の下、アジャイル開発を始めています。薄々気づいてはいましたが、それ以前はアジャイル風開発でしたorz
今までアジャイル本を何冊か読んだり、カンファレンスにも行ったことはありますが、ぶっちゃけよく分かりませんでした。(それでこの本も食わず嫌いのまま、読まなかったわけですが。)
なんとなくこうなんじゃね?と、かんばん使ってみたり、Redmine導入したり、Jenkins導入したり、TDDっぽいことやってみたり。
今思えばアジャイル風開発だったわけです。(それでも、やらなければもっとひどいことになっていたと思いますが。)
そういった状況で、この本を読んでみて思ったこと。
やっぱり本だけじゃ無理だわw
本自体はとっても読みやすいです。元が英語だったことを感じさせない翻訳は特筆に値します。ボリュームも300ページ弱と、めちゃめちゃ多いわけではありません。そのわりに「アジャイルマニフェストの背後にある12の原則」をベースにしており、カッチリ作り込まれています(あとがきそのまま)。
ではありますが、(この本に限らず)本だけでアジャイル始めるのはかなり大変だと思います。でも、これ読まないでアジャイル開発始めるのは無理だと思います。アジャイルに少しでも興味あれば読むべきでしょう。
今はたまたま良い環境に恵まれて、本当に幸運です。まあでも、実際やってみるとアジャイル開発はめちゃめちゃ大変ですねえ。8時間もやるとクタクタです。腹も減るし。
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