本日 2023 年 1 月 31 日をもって、株式会社フィードフォース を退職しました。退職は人生 3 回目で [2014-03-09-1] に書いたラングリッチ以来です。

入社が 2014 年 3 月 1 日なので、8 年 11 ヶ月在籍していたことになります。新卒で入社したメタテクノの 11 年に続く長さです。

こんなに長く在籍するとは思ってもおらず、配属されたチームで目の前の課題に向き合っていたら、結果的にこれだけの期間在籍することとなりました。

いろいろ足りないところはあったと思いますが、フィードフォースならびに仕事で関わった皆様、これまでありがとうございました。楽しかったです。これからは一株主として応援しますし、将来また仕事で関わることもあるかもしれません。

これまでのロールを振り返る

About

新卒で入社したメタテクノでは、2000 年 4 月から 2011 年 初めまで、組み込みソフトウェアエンジニアとしての経験を積みました。

次の会社ラングリッチからフィードフォース中盤の 2011 年半ばから 2020 年 3 月までは、Web のバックエンドやインフラまわりのエンジニアとしての経験を積みました。

フィードフォースの後半 2020 年 4 月から 2023 年 1 月までは、LookML 開発を中心としてデータエンジニアとしての経験を積み、これは次の会社でも続く予定です。

こうして振り返ると 10 年周期で、ソフトウェアエンジニアとしてのロールが変わっていることが分かります。

全く計画的ではなく、内発的か外発的かの違いはあれど「なんとなく面白そう」が動機です。経験を積んだり信頼を貯めたりして、どうにか「きっかけ」を掴んできたのだと思います。

共通するのが本業と並行して、チームや会社を便利にすること。

  • メタテクノでは UNIX ネットワークの管理者に立候補し、自発的にサーバーの保守やアップデート、便利ツールのインストールなどをした。チーム向けに自動テスト環境を作ったこともあった
  • ラングリッチでは Redmine や Jenkins を導入し、アップデートにも追随した
  • フィードフォースでは GitHub や CircleCI、Qiita:Team などを導入し、その後の運用にも責任を持った

データエンジニアもその側面があると思うので、何かが繋がった気がしました。

意識的なアウトプット

フィードフォース在籍中は出来るだけ情報をアウトプットすることを心がけました。

Heroku を使うプロダクトに所属していた時は、まずはチームで一番 Heroku に詳しい人になることを目標とし、社外でも登壇やブログ記事などアウトプットしました。当時の国内では一番アウトプットしていたかもしれません。

Looker に出会ってからもブログは書き続け、一度オンラインで登壇する機会 も得ました。

さらに戦略的に、勝手に「Looker エバンジェリスト」を名乗ることにし、Twitter での発信 も増やしていきました。

以上の活動が、結果的に良い方向に転じたと思います。

次の会社は?

明日 2 月 1 日から、Fintech 系の会社1で働き始めます。引き続き Looker に関わりつつ、データエンジニアとしてのスキルを広げる予定です。

住む場所は今までと変わらず、今度は完全フルリモートワークでオフィスに行くことはなさそうです。

数千人規模の会社で働くのは初めてなので、期待と不安が半々といったところです。余談ですが、入社前の手続きやパソコンのセットアップは、今までと全然違って面白かったです。

というわけで、これからのマスタカにご期待ください。🙏😄🙏

追記(2023-03-11): フィードフォースのインタビュー記事が公開されました

年末に受けたインタビュー記事が公開されました。よろしければご覧下さい。🙏


  1. Fintech という性格上、会社名は公表しません。気になる方は個別にお知らせください。:-) ↩︎