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特に目的はなかったけどRaspberry Pi を買ったので、ついでに温度センサーも買って、淡々と部屋の温度を記録することにしました。

Raspberry Pi購入まで

購入したのはRaspberry Pi Type B with 8GB SD card です。$52.28でした。
昔より性能も値段も高くなったような。。。

Features
•8GB SD card pre-installed with the Raspian operating system
•Broadcom BCM2835 700MHz ARM1176JZFS processor with FPU and Videocore 4 GPU
•GPU provides Open GL ES 2.0, hardware-accelerated OpenVG, and 1080p30 H.264 high-profile decode
•GPU is capable of 1Gpixel/s, 1.5Gtexel/s or 24GFLOPs with texture filtering and DMA infrastructure
•512MB RAM
•Boots from SD card, running a version of the Linux operating system
•10/100 BaseT Ethernet socket
•HDMI video out socket
•2 x USB 2.0 sockets
•RCA composite video out socket
•SD card socket
•Powered from microUSB socket
•3.5mm audio out jack
•Raspberry Pi HD video camera connector
•Size: 85.6 x 53.98 x 17mm

うっかりSDカードありモデルを買ってしまいましたが、今見たらSDカードなしモデル との差分はたったの3ドル。そうなんだ。

今はすごく買いやすくなっていて、注文から10日程度で届きました。

Raspberry Piのセットアップ

HDMIケーブルとモニタを接続し、USBポートにキーボードとマウスを装着。SDカードを挿入し、LANケーブルも接続。最後にiPhone用コンセントを付けたMicro-USBケーブルをコンセントに。
Raspberry Piの接続の様子

あっさりセットアップ画面になりました。簡単すぎて物足りないw
Raspberry Piのセットアップ画面

ちなみにMicro-USBポートは最初の画像の一番手前にあります。始め、分からなかった。

他にもよく見ると、ボード上にコンデンサとか付けられそうな拡張スロットが。ハンダごて持っている人は楽しそうです。

初期アカウントはpiが用意されています。パスワードはraspberry。

時刻をUSTからJSTにしました。/etc/timezoneをAsia/Tokyoに書き換えて、以下のコマンドを実行すればOK

% sudo /usr/sbin/dpkg-reconfigure -f noninteractive tzdata

IPアドレスを固定にしました。以下を参考にしました。
固定IPアドレスの設定|hiramine.com

ユーザーアカウントも適当に作成。

% sudo /usr/sbin/useradd -k /etc/skel -m masutaka

ログインシェルをzshにしたり、sudo権限を与えたり、sshをパスワードなしでも可にしましたが、面倒なので割愛します。Chef-soloとか使おうとしましたが、今回は動かすことが目的なので敢えて無視。

セットアップが終わったら、LANケーブルと電源ケーブルだけ残して、全部外しました。

パッケージとファームウェアを最新に

# パッケージを最新に
% sudo apt-get update
% sudo apt-get upgrade

# ファームウェアを最新に
% sudo rpi-update

# リブート
% sudo reboot

以下が参考になりました。
Raspberry Piで音を鳴らす - 頼りないニモニック

温度センサーの装着

購入したセンサーはこれ。

USB温度計! USB thermometer-528018 amazon.co.jp

Linux用ドライバは付いていないので、GitHubで公開されているtemperを使います。

% mkdir ~/tmp && cd ~/tmp
% git clone git://github.com/bitplane/temper.git
% cd temper
% sudo apt-get install libusb-dev
% make
% make install
% sudo chmod u+s /usr/local/bin/temper

インストールされるのは/usr/local/bin/temperだけです。無事測れました。(摂氏26.667725度)

% temper
04-Dec-2013 15:08,26.667725

以下がそのまんま参考になりました。
Raspberry Piと980円USB温度センサーで北海道の冬をロギングしてみる|徒労日記

GrowthForecastに淡々と記録

5分毎に部屋の温度を測定して、GrowthForecast[2013-08-15-1] に記録していくことにします。

以下のようなシェルスクリプトを用意して、

#!/bin/bash

temperature=`/usr/local/bin/temper | awk -F, '{print $2}'`
curl -F number=$temperature http://example.com:5125/api/home/thermometer/temperature

cronに設定するだけ。

*/5 * * * * /home/masutaka/thermometer.sh

記録されてる!

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ちなみに、GrowthForecast-0.70からnumberにfloatを指定できるようになりました 。0.70以前の場合、numberに指定できるのはintだけです。

起動オプション–enable-float-numberも追加します。

% carton exec – perl growthforecast.pl –data-dir . –enable-float-number &

置き場所を考え中。Air Macが温かいので、温度が高めなのですよね。あと埃対策も兼ねて立ててます。ケース買おうかなあ。てか、他に何やろう..?
Raspberry Pi with thermometer