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去年の11月14日にラングリッチ を退職しました。退職は人生2回目で[2011-04-22-1] のメタテクノ以来です。

組み込み業界出身でWebの知識があまりない私を受け入れてくれたラングリッチには、本当に感謝しております。

今回の退職と転職活動では、多くの方にご心配とご迷惑をお掛けしました。この場を借りてお礼とお詫びを申し上げます。

ラングリッチを振り返る

当時のラングリッチは会社設立からちょうど1年、サービスがローンチされてから9ヶ月経ったあたりでした。

社員はまだいなかったので、社員番号一桁 どころか社員第一号でした。社員番号などない的な。

当時起きたことをまとめてみました。

ラングリッチでは本当に色々なことを学びました。スタートアップの黎明期からの成長っぷりを体験できたことはもちろんですし、東京に進出してからは、アジャイル開発、TDD、まともなWebアプリケーションの作り方等、これらは今も自分の資産となっております。

最後の大きなプロジェクトはラングリッチへの恩返しのつもりで、全てを出し尽くしました。しかしこれが本当に大変で、期日までに終わるのかという不安があり昼夜問わず開発していたため、2ヶ月間の総コミット数は637にもなりました。

my last commits of langrich
※表示が変ですが、2013年8月31日から2013年11月1日の総コミット数です。

もちろんこれは開発者の皆さんだけでなく、関係者全員のご協力のおかげです。そもそもPull Request見てくれる人がいないと成立しないですし。

開発内で言うと、セキュリティチェック、サーバ構築、フロントエンド、要件整理等、自然に役割分担されていきました。あ、オレこれやるわ的な。私はアプリ側を実装したため、コミット数が膨れ上がったというわけです。

退職後

前回と違って、退職後は悠々自適の生活…とはいかず、転職活動をしていました。9月から始めてましたが、転職活動は今回が初めてだったので、職務経歴書も知らないひどい状態という。。。

大変な転職活動でしたが、面接自体は緊張することもなく、むしろそれぞれの会社の違いを楽しんでいました。その会社でよく使われているエディタはほぼ必ず聞いていましたし。Emacs率低し。

一番大変だったのは、会社によっては出される課題でしたね。私も採用する側だったら何か出すかもしれませんが、全ての会社が出してたら、転職に時間がかかりますね。。。

あとマッチングって難しいんだなあと痛感してみたり。

12月からはIPEXC の開発を手伝っていました。デプロイ環境整えたり、CircleCI 導入したり、ずっとレッドだったテストを直したり、デザインをマージしたり。実装はあまり出来なかったなあ。申し訳ない。

初めはCTOのポントさんにうちに来てもらって、一緒に開発していました。あとは近所のバーガーキングだったり、渋谷のコワーキングスペースだったり。うちでやってた時は、ラングリッチの最初の頃を思い出しました。

去年の転職活動は連戦連敗のような感じで心が折れそうになりましたが、2月になって状況が好転し、フィードフォースにjoinすることを決めました。

始めに面接というか面談があり、8日後に社長を交えた面接。帰りの電車の中で内定のメールを拝受しました。スピード感あります。

ちょっと宣伝

知的財産取引のオンラインネットワークIPEXC ではRailsエンジニアを募集しているみたいですよ。知的財産っていうのは、特許や著作権等の総称で知財やIPとも言います。

  • GitHubを使ったPull Requestベースの開発で、CI(CircleCI)が巡回している感じ
  • Ruby on Rails 3.2 (4にしたいとのこと)
  • JavaScriptはそんなに使っていない
  • TDD(Rspec + Capybara Webkit)
  • Heroku
  • Twitter Bootstrap
  • メンバーに外国の方が多いので英語は出来た方が何かと便利ですが、必須ではないです。

この辺興味あれば、@mponto0405 にお知らせ下さい。

そしてフィードフォースへ

フィードフォースはBtoBのサービスを提供する会社 で、いますごく伸びています。

使われている技術はRuby on Rails, MySQL, AWS, Amazon EMR(Hadoop)等で、レガシーなものも少なからずあります。

そんなフィードフォースに今週から働き始めています。

最初のメタテクノは250名くらい、ラングリッチは10名くらいで、フィードフォースは30名くらいです。人数はラングリッチより少し多い程度ですが、会社の雰囲気やステージは真ん中くらいだと感じました。今までと違った環境がまたよい感じです。

ラングリッチに慣れた身としては「会社っぽさ」に新鮮味を感じるとともに、メタテクノのあの感じも思い出しました。

一週間働いた感想としては、今までの経験は相当生かせそうです。どんどん改善していきたい。ただこの分野は全くの素人なので、ビジネスルールは頑張って覚えます。

Team Geekにある「謙虚(Humility)」「尊敬(Respect)」「信頼(Trust)」を大事にします。

Team Geek amazon.co.jp

おまけ

恥ずかしながら、最初の面談の時にフィードフォースとラングリッチとの関わりを知りました。生涯無料キャンペーン の時にお世話になっていたのですね。。

ラングリッチ ソーシャルキャンペーン導入事例 |ソーシャルPLUS